うるし文化を
守り育み紡ぐ
美川仏壇の沿革と特徴
今からおよそ五百年余前、遠く室町時代は応仁の乱の頃、戦乱を避けて京の都から浄土王国、加賀の国へ多くの人々が流入しました。その中に仏壇(厨子)造りの職人達も多く含まれていたといわれています。
当時、美川町は本吉村と呼ばれ、加賀の国有数の湊町として栄え、材木の取引が盛んであったことなどの好条件により仏壇の製作が始まったと伝えられています。
昔から美川仏壇の評価が高いのは、他産地には類例のない、真似のでき得ない堆黒(ついこく)、研出(とぎだし)の技法に代表される「堅牢、荘厳、華麗」な完成度をすべて手造りの伝統をを受け継ぐ職人達によって独創的に今日まで守り続けられているからです。
また、精緻を極めた技術は、寺院内陣、御神輿、曳き山の修復、新調にも活かされています。
伝統文化財
「曳山・御神輿」の
修復・新調
美川仏壇の手造り工房
美川仏壇のすす洗い
(修繕)
美川仏壇職人による手作りの技が新たな輝きを蘇らせます。
完成品の分解・組立も可能です。
伝統工法で製造された美川仏壇は、釘を使わないホゾ組工法なので完成品を分解できます。
素材が一枚板(ムク材)か、合板(ベニヤ)か確認できます。また、すす洗い(修繕)をする時にも大変便利で、何度でも修繕することでお仏壇を長持ちさせることができます。